ボクっ娘スライム
「――勇ぅ者クンっ♪ こっちだよっ♪」
勇者の目前にいるスライムは可愛らしい女の子の声でからかうように言った。
見ると子供一人ならすっぽり包めそうな緑色の粘着液の体から、十代後半の本当に可愛らしい、活発なショートカットの女の子が華奢な手で元気良く振っている。
「ぜぇ……ぜぇ……」
懸命に振ったひのきのぼうを何度もかわされ、息が切れる。
ただでさえ素早く、にこにこ笑う女の子の顔を叩きつけるなど出来るはずもない。
それでも頑張って倒そうと思うのだが――
「勇者クン、息ハァハァしちゃってるー
ひょっとして、ボクの裸に興奮してるのー? ヘンタイっ♪」
「そ、そんなわけな……っ!?」
つい勇者は顔を背けてしまっていた。
先ほどまでとは違い、女の子の上半身が生み出された現在の状態で、しかも、体になぜかスクール水着が着せられ、それが更に可愛らしさを引き出しており――
「あれれー? 冗談で言ったのに図星だった?」
スライムは快活に笑った後、ふと気が付いたように、意地の悪い笑顔になり――
「ねぇ、勇者クン……ボクの胸、見て♥」
スライムは色っぽい声で体をくねらせながら、
ぺたんこなおっぱいに手を当ててもみもみと揉んで見せた。
「ほぉら♥ ……ふふっ」
勇者は何も言えず息を飲んだ。
最初はAカップにも満たないはずの小さなおっぱいが、少しずつ大きくなり……
どんどんとぽよんぽよんの柔らかくて妖艶な巨乳へと変貌していく……!?
「ウン、これくらいかなー♥」
スライムは妖艶な笑みを浮かべたまま、おっぱいをふわふわのぽよんぽよん……勇者が最も好ましいと思える大きさ、形の巨乳へと変化していた……
「ねえ、勇者クン♥ ボクのおっぱい、気持ち良さそうだと思わない?」
手で妖しくおっぱいを弄りまわしてみせる。
少し揉んだだけで男を誘うようにいやらしく、官能的に動くおっぱいを見ているだけで息は荒くなり、今もおっぱいに飛び込んでしまいたい衝動に駆られてしまう……!
「いっぱいいっぱい、ボクのおっぱいをもみもみしたり、 ぺろぺろしたり……
ぱふぱふされたりしたいよね……? ボクのおっぱいで気持ちよくされて……ずっとずーっと、溺れていたいよね? ふふっ♥」
妖しくおっぱいを揺らせながら、こちらに歩み寄ってくるスライム……
あまりに色っぽいおっぱいに見蕩れている間に、彼女はすぐ近くまで歩み寄り――
「――っし、しまった!?」
勇者はすでに、下半身のスライムによって両足を絡み取られてしまっていた!
そのまま前に足を取られ、転倒させられてしまう……が、体を打つ痛みはなく、スライムに後頭部を受け止められた。
「もうこんなに大きくなっちゃって……」
「――ぅあ……っ!?」
すぐ近くまで、にこやかな笑顔を浮かべたスライム。
彼女の粘液で濡れた手のひらがズボンの上から「べとぉ」とこびりついて、ビクンと体が震えてしまう……
しかも円を描くようにゆっくりとペニスがもてあそばれていく……
「いやらしい勇者クンだなぁ♥ ボクのおっぱい見ただけでビンビンになってぇ……
お手てで触られただけでイキそうになってるの?」
「あぅう……」
女の子にからかわれるように耳元で囁かれ、恥ずかしさで顔が熱くなってくる……
けれど彼女は、大きくなったおっぱいを勇者の胸にぷよんっ♥ と押し付けると――
「でも仕方ないかー。キミはまだレベル1だもんねー……怖くって、それでもみんなの為に頑張ろうって、旅に出たばっかりだもん。モンスターでも、ボクみたいな可愛い女の子の姿をしたのに、攻撃できないモンねぇー♥」
「はぁはぅぅ……」
何度も何度もぬるぬるのぽよんぽよんのおっぱいが押し付けられては離され、
押し付けられては離されが繰り返される……柔らかい感触が気持ちよいだけでなく、ふよんふよんと揺れる妖艶なおっぱいの動きを見ている間に、どんどんえっちな気分が増大してきてしまう……っ!
「あぁ……あぁ……おっぱい……」
「んー? へへーっ♥ ボクのおっぱいがどうしたのかなー? 勇者様♥」
押し付けていたおっぱいを勇者の体から離し、形の良い美乳の谷間を強調するような姿勢のまま、ゆっくりと顔に近づいてきて――
「どうしたの……? ボクのおっぱいに、どうされたい?」
妖しく囁きかけてくる……その間にもスライムは、どんどんと勇者の下半身をぬるぬると包み込み、ペニスの真下にまで上がってくる……
「ぱ……ぱふぱふ……」
「んー? なーに? 聞こえないなー♥」
スライムはクスクス笑いながら、「教えて、勇者クン、キミは敵で、しかも一番格下のモンスターさんのおっぱいにどんなことされたいの?」
「あぁ……」
言ってはいけない。そんな気がした。
だがもはや勇者の頭の中はその欲望でいっぱいになっていた……!
「お、おっぱいで……顔を挟んで……ぱふぱふ……してっ!」
「……くすっ♥ はぁ~いっ♥ よく言えました。偉いゾ♥ じゃ――」
スライムは、大きなおっぱいを間近にまで近づけると――
「ゆっくり味あわせてあ・げ・る♥」
(あぁ……あぁああっぁ……)
ゆっくりと柔らかぁく……おっぱいで顔を包み込んでくれた……!
甘い匂いとぬるぬるとした感触に塗れたおっぱいが……あぁ、おっぱいが……どんどん体を快楽にとろかせてくれる……
「ふふっ……まだまだこれだけじゃーないよー?」
勇者が顔をおっぱいで包み込まれて至福を味わっている時に、スライムの半身のジェルが、彼のペニスにゆっくりと忍び寄り――
(――っ!!!!? あ、あぁああああああっ!)
一気にペニスを包み込んでしまった……!
今までに味わったことのない快感――締め付けられているような、温かく包み込まれるような、あるいは激しく責められているかのような、全ての快楽が混ざり合い、責め立てるように、ペニスは快楽のるつぼに投げ出されてしまう……!
「こぉら、暴れちゃダ・メ♥」
ふわんふわん♥ 顔がスライムの柔らかいおっぱいに包み込まれてしまう……天国のような至福の快楽に包み込まれ、体中から力が抜けていく……
「キミはもう、何も考えないで……
ボクのおっぱいで脳みそとろとろになりながら、からからになるまで精液どぴゅどぴゅして……♥ そしたらずっとボクと一緒になれるよ……♥」
「ふわぁ……ふわぁああっ……」
おっぱいの感触に頭がどんどん快楽に染め上げられ、下半身を襲う絶世の快楽にもはや我慢など出来るわけもない……!
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ……!!!
「はぁああ……はぁあああ……」
精液がまるで破水したダムのように飛び出してしく……! だが白く飛び散るはずの精液は、粘液の中に取り込まれ、あっと言う間に精液を自分の一部にしてしまう……
「あぁ……あぁあ……」
「ふふっ、お利口さん……よっぽど気持ち良いみたいだね、ボクのおっぱいに包まれて、頭がとろとろ……もう何も考えられなくなったみたい……♥」
もはや勇者の目に意志の色はない……
あるのはただ顔を包み込むおっぱいへの欲望と、下半身を攻め立てる快楽への欲求だけ……
「も、もっとおっぱい……おっぱい……おっぱい……」
「いいよ、もっと甘えて……もっと味わっていいよ、ボクのおっぱい♥
ボクもいっぱいキミのこと気持ちよくさせてあげるから……ねっ♥ だからずーっと、ボクにだけ精液味合わせて……ねっ? 可愛いゆ・う・しゃ・さ・ま♥」
-THE END-