ボクっ娘淫魔の巣窟 妖女もの 誘魔

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誘魔

「少女」が、一体何者なのか、分からない。
 ただ分かったのは「少女」からは決して誰も逃げられないということだけだった……

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 俺はただひたすらに夜の街を駆けた。きらびやかな繁華街、人通りの多い交差点、息が切れて、横っ腹が痛くて仕方ない……

 だがどこまで逃げても、振り切れない。立ち止まって雑踏を見れば、そこには必ず「少女」がいた。
どんなに全速力で走っても、どんなに人の入り組んだ場所を潜り抜けても、立ち止まれば必ず「少女」は息一つ切らせずに目の前に立っている……

 気が付けば、俺は家の近所にある公園を走っていた。ここを通ればすぐに家に着く。中に入って鍵を閉めれば「少女」は入って来れない。そう思った。

 だが――

「えへへ、追いついちゃったよー?」
「……っ!!?」

 進行方向の先には、すでに「少女」はいた。
 平凡なはずの夜の公園に、降り注ぐ月の光を独り占めしたかのように輝く……幻想的な「少女」。いや、幻想そのものであると言われても不思議ではないほど、「少女」の姿は実に現実離れしていた……

「また、来ちゃった」

 歳は高校生くらい、だろうか。小首をかしげて舌を出しながら、甘えるような微笑を浮かべる「少女」の可愛らしさに目眩すら感じる。しかもゴスロリの衣装に包まれた柔らかそうな豊かな双乳がぷるんっとフリルと同時に揺れた……

(……ごくん)

 キラキラと光る銀色の髪は肩に掛かるより短く、白雪のように美しい肌と薄い唇。美しい顔立ちに、くりくりとした猫のような瞳……可愛らしいその顔立ちはまるで天使をも想像させる。

 だが体の白さとは対象的に、「少女」の身を包む色は、黒。西洋の貴族が着るような、ひらひらフリルのついた豪華な衣装……それがゴスロリと呼ばれるジャンルのものだとは分かっていた。

 だが違和感がない。日常生活の中でその服を着る人間もいなくはないが、どこか服だけが浮いているかのような違和感が生じるものだ。例えどれほど綺麗な女性であっても、それを全く感じさせない人間はほとんどいない。

 だが少女にはその違和感が全くないのだ。
 まるで……その黒い衣装も、「少女」の一部であるかのように。

「ふふっ。もー、逃げないでよぉ……昨日だって、ボクの服あんなに汚しちゃったクセに……」

「少女」はイタズラっぽい猫のような目を細めて、薄い唇を小さな舌でペロリと舐めた……あまりに色っぽいしぐさに、息が荒くなり、胸の奥から情欲が湧き上がる……

 だが、心のどこかで僕は危機を感じていた。恐怖と言い換えても良い。これ以上踏み込んではいけないという、本能的な恐怖――だが。

「ねぇ……いつまで我慢してるの……?」

 ひらひらのフリルに包まれた豊満な胸を強調しながら、怪しく微笑む。首もとのフリルの裾から見えるかすかな谷間に吸い込まれてしまう……

「あ、ああ……」

 自然に足が「少女」のもとに向かっていく……

「ほら……ボクのおっぱいは、キミのものだよ? 昨日みたいに好きにしていいの……ねぇ……来て」

 色っぽく、ゴスロリ装束に包まれたおっぱいを両手で支えながら、切ない表情で甘く囁かれた瞬間、僕の頭の中はもう、真っ白になった。

 僕はいつの間にか、「少女」を押し倒し、豊満なおっぱいを揉みしだいた。ゴスロリ装束のサラサラとした服の手触りとともに、揉んでも揉んでも揉みたくなってしまう禁断の果実に夢中になってしまう……!

「ふふっ……もっと揉んでいいんだよ……ほら、もっと激しく、もっともーっとモミモミしてっ♥」

「うっ、ああ……っ!」
「きゃんっ♥」

 僕は揉む手は止めずに、ゴスロリ衣装に包まれたおっぱいに顔を埋めて、衣装の上から下を這わせてペロペロと舐めていく……! 衣装の匂いなのか、それともおっぱいから漂う「少女」の匂いなのか、甘い蜜のような匂いが頭の中を浸透していく……

「ふふっ。我慢できなくなって舐め舐めしたくなったの? ふふっ、ボクのおっぱいを、服の上からでも舐めたくなっちゃった? ふふふっ……」

 僕の頭を「少女」の細い手が優しく撫でてくる。甘く甘く囁かれながら、優しく優しく撫でられ、包み込まれていく……

「ふっ、ふわぁああ……!」

 おっぱいを揉みたい。おっぱいを舐め舐めしたい。舐め舐めしてモミモミしてずっとずっとこのまま舐め舐めモミモミしたい。もっともっとおっぱいに包まれたい、もっとおっぱいを……おっぱいをっ!!

「もっともっとモミモミして……もっともっと舐め舐めして……ふふっ。もうキミは情欲の虜♥ 最後の一滴を流すまで逃げられない……」

「少女」が優しく囁く言葉の意味さえも分からずに、僕はただひたすらにおっぱいに顔を埋め、濃厚な匂いの谷間に舌を這わせて、柔らかいおっぱいを満足いくまで揉みしだく……!

 だがいくら繰り返しても満足するどころか、欲望はますます膨らみ、心はどんどん追い詰められていく……!!

「……そろそろ楽になりたい? ふふっ、おちんちんどっぴゅんして、気持ちよくなっちゃいたい?」

「あ、ああぁぁああ……っ!!」

 もはや言葉にも出来ず、ただひたすらに欲望を発せられる場所を探して叫ぶことしか出来ない!

「じゃあ、ホラ、キミのオチンチン、ボクのおっぱいの谷間に入れて、しこしこしなよ……」

 耳元で囁かれる。さっきまで何を言っていたのか分からなかったのに、言葉の意味がすーっと頭の中に入ってくる。

「ふふっ。キミの唾液でぬるぬるになっちゃったこの服はきっと気持ち良いよ……? ボクのおっぱいと、キミがぬるぬるにしちゃったこの服に搾り取られるの……ほら……来て……♥」

「あ、ああっ!!」

 僕は、「少女」の上に馬乗りになると、今まで舐め舐めして濡れ濡れとなったおっぱいの谷間に勃起したペニスを挿入する……!

「――っぁあっ!!?」

 今までにない快感だった。
 柔らかなおっぱいの快楽はもちろん、まるでペニスに張り付いてくるかのような布の感触がペニスを天国に誘う……! もみもみしていた手からさえも力が抜けていく……

「――ダぁメ♥ 逃がしてあげない♥」

「ふっ……ふぁあ……っ!!?」

 天使のような優しい微笑を浮かべて、「少女」はそっとおっぱいに手を添えた。優しく、先ほどまで頭を撫で撫でしていた程度の力でおっぱいを動かしていく……!

「もうキミのお楽しみの時間は終わり♥ これからはボクが楽しむ番なの。キミのおちんちんはもう、ボクのおっぱいのものなんだから……いっぱい、犯してあげる♥」

 ふにゅ……ふにゅ……

「あ、ああああっ!!?」

 見蕩れてしまうほどの美しい笑顔の直撃を受けた次の瞬間、優しいおっぱいの圧迫は続けられる! おっぱいの感触と、濡れ濡れとなったゴスロリ服の吸い付いてくるような布の感触……すりすりと横に擦られるだけで、ペニスは快楽の坩堝に吸い込まれてしまう……!

「で、出るっ!!」

 すでに限界を超えていた僕のペニスはすぐに限界を迎えてしまった!!

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ……!!!

「あ、ああン……♥ 美味しい……」

 今までずっと溜まっていた精液が放出され、「少女」の顔を白く汚してしまうっ! 絶世の快感とともに、全身から力が吸い取られていく……

「あ、ああ……」
 今までかつて感じたことのない快楽と脱力感に打ち震えてしまう……このまま眠ってしまいたいくらいの疲れに見舞われる……

「ダメだよ♥ まだ眠っちゃ……」

「少女」は天使のような笑顔を浮かべていた。今日最初に会った時と変わらない状態の笑顔を――

「まだボク、満足してないもん♥ キミだってもっと味わいたいでしょ?ボクのおっぱいとぉ……服の感触をさ♥」

「ふっ…ふわああぁ……」

 すりすりと乾いた布とおっぱいの感触が、敏感なペニスをすぐに勃起させてしまう! 先ほど出したばかりのペニスがすぐにも膨張し、おっぱいとゴスロリの衣装を汚したいと我慢汁を流し始める!

「ねぇ、早くぅ……ボクのおっぱいと服を汚してぇ♥」
「あ、あああああああああああああああああああああああああああっ!!」

 僕のペニスはすぐにまた射精し、白い精液を撒き散らして、「少女」とその服を汚してしまう……!

「ダぁメぇ♥ もっと頑張ってっ♥ ボクのおっぱいと服を汚してくれなくちゃ嫌だよぉっ♥」

 ああ、「少女」が……甘い喘ぎ声を出して待っている。今度こそ、射精しなきゃ、そして彼女に白い精液をたっぷりぶっ掛けなきゃ……
 
 僕の意識が遠くなっていく……
 もし僕の意志がハッキリしていたなら、それに気付けたかもしれない。何度も射精して白く汚したはずの彼女の体が、数刻後には何事もなかったようになっていたことに……

「えへへっ~♥ もっと、もーっと頑張って。ボクもパイズリで応援してあげるから、ねっ♥」

 にこやかな、神々しささえ感じてしまうような笑みを浮かべて言う「少女」に僕はもう、完全に夢中になってしまっていた……

「あ、ああ……もう限界ですぅ……天使様ぁ……」
「天使? ふふっ……残念でした。ボクは天使なんかじゃなくて――」

「悪魔、だよ♥」




THE END

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