ボクっ娘淫魔の巣窟 企画もの 10分創作 淫魔と人間

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淫魔なアイツと人間の俺

 俺には恋人といえる少女がいる。

 ……いや、正確には恋淫魔か。

 彼女は、人間の生命力を吸い、生き続ける「淫魔」なのだから。



 俺はアイツを愛してる。

 アイツも俺を愛してくれてる。

 そう思ってる。



 ……でも、アイツは淫魔だ。
 
 人間じゃない。


 だから俺は、いつからか悩んできた。



 ――アイツは本当に俺のことを愛してくれているのか?

 それとも、ただアイツは、俺のことをエサと思っているだけで。

 本当は……



 愛なのか。

 食欲なのか。



 そんな思考に俺は何度も揺らぎ、
 まるでだるまのように揺れ動きながら生きていた。



 だが――



「ねぇ、なーに考えてるの?」

 ベッドの横で、アイツが優しく笑っていた。

 人外のコウモリの羽をはためかせて。

「えへへ♥ もーいっかい♥

 今度はもっと気持ちよくしてあげるから、ボクと本番エッチ、しよ♥」



 アイツは、ニッコリと天使のように――

 あるいは、人間の少女のように微笑んでいた。



 それが本当に人間と同じ笑みなのか、

 それともそれを模しただけのものなのか――



「? どしたの?」

 アイツはふと気付いたように、俺の目を見た。

 俺は、いやと首を振った。

 そして、俺と出合ってよかったか、とだけ聞いた。


「え? ……うん、良かったよ」

 そして、ニッコリと笑って。

「いっぱい、美味しいセーエキ飲み放題だし♥」

 そっちかよ、と俺が呆れふためくと――





 ぎゅっとアイツは俺に抱きついてきた。


 温かいぬくもりと、甘い匂いと……





「……嬉しいよ。ボク、キミと出会えて……これは、本当だよ」



 そんな言葉が聞こえた。





 俺も、アイツをぎゅっと抱きしめた。  


♥ ♥ ♥


「あ……♥」

 俺は、アイツの中に肉棒を挿入した。

 イソギンチャクのようにうねうねと俺の肉棒を包み込んだ、

それはまるで俺を全身ごと蕩けさせるような強烈な快楽を与えてくれる……!

 だが、今日は俺は快楽に飲まれるわけにはいかない。

 懸命に腰を振り続ける。


「――あっ、す、好きだよ♥ ボク、ほ、本当に……大好きだよ♥」


「俺も! 俺も! 俺も――」


 大好き、だ。


 例えばお前の言葉が嘘だとしても――


 淫魔としての欲望だとしても。









 俺は、お前が、好きだ。




-THE END-

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