ボクっ娘淫魔の巣窟 2008年08月

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淫舞の芳香

 淫魔にも修練を欠かさぬ者はいる。
 それは性技のたぐいに限ったことではない。

 例えば体術。柔道に代表される相手の動きを封じる技を身につければ、完全とはいかずとも相手の反撃を封じ、有利に戦いを進めることができる。

 例えば演技。熟練の妖婦が初心な少女を完全に演じれば、清純な物腰で男の心を捉え、あらゆる技術で精を吸い尽くす強大な淫魔となる。

 そして――

 しゃらん…… しゃらん……

 月の明るい夜の中で、俺は息をするのも忘れた。
 美しい女性がゆっくりと舞っている。

濃厚な色気が漂う、大人っぽい細身の女性――ほとんど裸体同然の格好でほっそりとした腕のラインや、思わず生唾を飲んでしまいそうな脚線美に今にもむしゃぶりつきたくなってくる。

 そんな美しい肢体の上には、ふわっとした、ほとんど透けて見えてしまいそうな羽衣が、乳首や"花園"などの見えてはいけないところを見える寸前で押しとめていた……

「――わたしの舞は、どうかしら? 淫魔ハンターさん」
 鈴を鳴らしたような声が聞こえ、俺はハッと我に返った。
 見ると先ほどまで舞を見せていた女は、艶然とした微笑を浮かべながらこちらを見つめている。潤んだ瞳に吸い込まれてしまいそうだ……

「――どうしたの? 私を退治しに来たんじゃないの?」
 また見蕩れていた俺に、目の前の女が――いや、一匹の淫魔が色っぽいハスキーボイスで尋ねてくる。

 俺は頭を振って、雑念を振り払った。
 こいつは敵――狩るべき獲物。そして俺はハンターなんだ。

「……お前が、この村の人間を、食ったのか……?」

「ええ。ちょっと小腹が空いたものだから……吸い尽くしちゃった」
 美しい微笑を浮かべながらも、まるでお酒を飲みすぎて男性に甘えてくる時のような声でそう言った。

「それに狙い通り……派手な動きをしておけばハンターさんが来てくれると思ってたけど」

 ねっとりと蛭のような赤い舌が、ぺろりと唇を舐めた。

「貴方みたいな可愛い坊やが来てくれるなんてね……今日はいい日になりそうね」
「最悪の日さ。お前は、俺が狩る」
「そうかしら……?」

 妖艶な淫魔は含みのある笑みを浮かべながら、胸にぶら下げていた小さな瓶の形をしたペンダントを摘み上げる。しかも本当に小瓶として使えるのか、慣れた手つきで瓶の小さな蓋を開けてしまう。

「予言してあげる。五分後に貴方は私にされるままに弄ばれて、快楽の虜に成り下がる。素敵でしょ?」

「そんなわけあるか」

 これでも俺は淫魔ハンターとしてかなりの修羅場を潜り抜けてきた。彼女の淫まとしてのレベルは中の上――俺より一つ、運が良ければ二つ下のレベルのハンターでも勝てるはずだ。

 だが――

「そうなるの……だって貴方はもう、私の踊りに囚われているもの」
 妖艶な淫魔は、小瓶の中からドロドロした――まるで蜂蜜のような液体を胸元にとろ~りと流していくと、掌で優しく塗りつけていく。

 小ぶりの乳房に光沢がつき、ぬるぬるとした液体に濡らされた肢体はあまりにも色っぽくって……はぁ……目を離すことが…できない…はぁ……それに甘く…脳が痺れていくような香りが……彼女のから漂ってくる……

「さあ……私の舞で犯してあげる」

 しゃらん…… しゃらん……
 白雪のように白い肢体が舞う度に、両手両足につけられた鈴の音が涼やかに聞こえてくる……

「……ふ~っ……」
 甘い吐息が聞こえ、俺の耳元に息が吹きつけられる――舞に見蕩れている間に――俺は、彼女の接近をいつの間にか許してしまっていた。

「ううっ……!?」
 股間に違和感。柔らかい薄布に包まれたかのような感覚に視線を落とすと、俺はいつの間にかズボンを脱がされ――そそり立つペニスが羽衣に包まれてしまっていた。

「……ふふっ……どぉ? 気持ち良い?」
 背後から優しく抱きついてきた妖艶な淫魔は、蜂蜜のような液体に濡れた乳房をまるで俺の体に塗りこめるようにこすり付けてくる。

 更に羽衣越しに、彼女の細い指がペニスに巻きついてきた……ゆっくりと彼女の美しい手が、俺のペニスをしごき上げていく……!

「可愛いおちんちんね……私の手が気持ちよくて、涎をたらし始めてるみたいよ……もっと撫で撫でしてあげましょうか……」

「は……はああっ!?」

 優しく、ゆっくりと撫でられているはずのペニスが、一度、二度擦られただけで大きく膨張し、今にも精液が沸騰してきそうになる……!

「ほら、溺れてしまいなさい……貴方はもう、何も考えなくていいのよ? 私の舞に惑わされて、永遠に甘美な世界の中で暮していくの……射精することだけを考えていきていくのよ……」

 ぼんやりとしていた俺の頭の中に、彼女の声だけが響き渡っていく……
 彼女の誘惑の言葉が、俺の思考の全てを塗りつぶそうとしてくる……

「――や、やめろ……っ!」

 俺は咄嗟に、力ずくで背後に立つ彼女を突き飛ばそうとしたが、俺の動きは空を切っていた。それどころか俺の力は完全に受け流され、代わりに俺の体は正面から、彼女の肢体に包み込まれてしまった。

「なぁに? 優しく包まれるのが好み?」

 からかうような声で耳元に囁きながら、小ぶりな乳房で俺の上半身に蜂蜜を塗りたくり、脚線美が美しい両ふとももで、ふんわりと包み込まれてしまう……!

「ほぉら、リードして。貴方の太いそれで、私のアソコをシコシコして」
「う、ああ……っ!」

 するりするりっと、まるで舞の動きの一つであるかのように、俺のペニスは彼女のふとももの中で、しごき上げられ大きくなっていく……!

 しかもいつの間にか俺のペニスには、彼女の股間から滲み出してきた液体によってベタベタになっていた。

「貴方のアソコも、私の愛液で濡れ濡れね……ふふっ」

「はっ、はううっ!!」
 液体塗れになったペニスは先ほどとは比べ物にならないくらい敏感に、気が狂いそうなほどの快楽を味わっていた……こ、これは……!

「気付いたみたいね。私が貴方の体に塗ってあげたのは、愛液。私のいやらしいお汁よ。ふふっ……甘い匂いに、意識が蕩けていきそうになるでしょう……?」
 
「――ふっ、ふぐうっ!?」

 次の瞬間、俺の顔は、妖艶な淫魔の”花園”に包まれ、仰向けに倒れこんでいた。
舞の途中で逆立ちをしたかと思うと、彼女は俺の肩に足をかけて、そのままするりと、まるで肩車をするように――本来の肩車とは反対向きで――俺の顔を”花園”に包み込んでいた……!!

 甘く濃厚な匂いが、俺の鼻と口に流れ込み、匂いで体を犯し……股間へ一気に血が流れていくのを感じた!!

「……ふふっ。私のアソコ、いい匂いがするでしょう? 貴方は私の愛液に溺れて、精液を出すだけのお人形さんになるの。私に操られる精液人形として、ね」

「ふっ……ふわああ……」

 彼女の濃厚な<花園>の匂いに、脳が蕩けていきそうだ……何もかも考えられなくなってきて、この匂いをずっと嗅いでいたい……このいやらしい匂いを自分だけのものにしてしまいたいと思ってしまう……!!

「くすっ……喉が渇いてきたわね」

 彼女は<花園>をできるだけ俺の顔に押し付けながらも、体勢を変えて、69の形になるように、俺の上に圧し掛かり……!

 ちゅぱ……

「あ、あああああああああああっ!!」

 俺のペニスを、口でしゃぶり始めた……ちゅぱちゅぱと、何もかも飲み干そうとするかのような、強い吸い付きに、あっという間に精液を搾り取られてしまう……!!

 どぴゅっ、ぴゅーーーっ!!どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ!!!
 ごくっごくっごく……

 一気に放出した精液も、彼女の口の中に飲み干されていく……

「ふふっ……美味しい。もっと……飲ませてもらうわね……」

 妖艶な彼女の声と共に、バキュームが更に強くなっていく……!!

「ふっ。ふわあああああああああああっ!!」

 また、俺は勢い良く彼女の口の中に精液を提供してしまう……

「ふふっ。また大きくなったわ……そうよね。若い男の子ですもの。私の匂いを嗅いでいれば、すぐに大きくなるわよね……」



 彼女は何度も、何度も俺の精液を搾り取っていく……



「ふっ……ふわぁ……ふわぁ………」

 もう、俺には彼女の言葉も分からなくなってきた……
 彼女の<花園>の匂いを嗅いで、俺の精液をおくちで吸い尽くしてくれる……そんな天国のような世界で、一体他に何を望むのか……



「ほぉら、予言どおりになったでしょ? ふふっ。もう何も聞こえないか」

 淫魔の女性は、すっかり虜になったハンターを見下しながら、言った。少しずつ精液は薄くなっている……

 もう数回、搾り取れば彼も死んでしまうだろう。まあ、いい。最後の最後まで搾り取ってあげたらまた、別の獲物を探せばいい。

「まあ、いいわ。可愛い坊や。私の愛液に溺れていなさい……永遠に、ね」




BAD END

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