ボクっ娘淫魔の巣窟 甘い罠にご用心♪

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甘い罠にご用心♪

 部屋に戻ってきた俺は、ズボンのベルトを外し、シャツ一枚の姿になって布団の上に倒れこんだ。

 ……疲れた。

 仕事のこともあったが、やはり一番の悩みの種はボクっ娘のことだろう。俺と同居するようになってから、彼女は俺に「おはよう」や「おかえり」「おやすみ」のキスをせびってきたり、後ろから抱き付かれて胸を押し付けられたり、「Hしよっか♥」と、無邪気な誘惑を繰り返している。

 正直、男として、またはアイツの恋人として、嬉しかったり幸福感に包まれてしまいそうになる時はある。

 だがもしそれに甘んじてしまえば、俺はボクっ娘に夢中となり、疑うことなくスプレッターの駒と化すだろう……

 だがボクっ娘自身は悪い奴ではない。

 俺が体調の悪いときは帰ってすぐに洗濯や掃除もしてくれるし、今のように当番でもなく料理を作ってくれたり(裸エプロンはいき過ぎだが……)、辛い時や落ち込んでいる時にはグチも聞いてくれる……

 一緒にいれば一緒にいる程に、俺はアイツとボクっ娘の区別がつかなくなり、どんどんボクっ娘の魅力に惹かれていく俺がいる……

 俺は体の上に布団を掛けて、横向きに寝転がった。

 そして、いつも考えている悩みにぶつかる。

 ……俺は、アイツに対して酷い裏切りをしているのではないだろうか。

 アイツ……俺の幼馴染であり、俺の目の前でクリサリスに食われてしまった……俺の実の恋人……

 ボクっ娘は、アイツにそっくりだ。精々違和があるとすれば、俺とセックスすることに何の抵抗も躊躇いもなところぐらいで、あとは俺でさえ、アイツとボクっ娘の違いが分からない。

 アイツを、愛していると思っていた、俺でさえ。

 「……っ」

 俺はアイツの全てが好きだと思っていた。「心」も「体」もひっくるめて。だから他に代用となるものはないと、本当に思っていた。

 だが今はどうなのだ。

 ボクっ娘――アイツにそっくりな体を持つスプレッター。だがアイツと同じ心を持つとは限らない。ただ計算された動きしかしない偽者かもしれない。

 だが俺にはそのことが分からない。アイツでなければならないと思っていたのに、本当は形だけそっくりな偽者でさえ代用が効いてしまうものだったのか。

 反対にもし本物なら、本物だと見抜いて、アイツの為にしてやれることを考えなければならないのではないか。アイツの……望むように、してやるべきじゃないのか……



 だが……俺には、何も出来ない。

 本物だと信じきることも出来ず、かと言って偽者であるかもしれないのに惹かれていく……

 「……サイテーだ。俺は……」

 ポツリと呟いた、その時だった。

 「なぁにが?」

 「――ッ!!?」

 背後から聞き覚えのある声、そして――

 ぴとっ♥ むにゅむにゅっ♥

 背中には柔らかい二つの塊が押し付けられる。もう、間違いないッ!! 俺はすぐに体を反転させ、背後にいたものと対峙する。

 「やっほ~♥」

 そこにはやはり、笑顔を浮べて片手を挙げるボクっ娘裸エプロンの姿があった。

 「な、何してんだお前はッ!!?」

 「ん~っ。ちょっと元気なかったみたいだったから、添い寝でもしてあげたら元気になるかなと思って。てへへ☆」

 「お前がいた方が落ち着かねえよっ!!」

 「まぁまぁ、固いこと言わないでっ♥ 大丈夫だよっ♥ ボクだって、無理にセックスバトルしよ~なんて言わないからさ。ま、キミがムラムラしてきたら、遠慮なくどぴゅどぴゅさせてあげるけどねっ♥」

 無邪気な誘惑を掛けてくるボクっ娘裸エプロン――そして、エプロンの合間から見える胸の深い谷間に、つい吸い寄せられそうになる。

 俺は――



 Ⅰ-Ⅰ.ボクっ娘裸エプロンに背を向けた。

 Ⅰ-Ⅱ.ボクっ娘裸エプロンの胸に吸い寄せられた。


現代もの 相対正義ドーテイダーCOMMENT(0)

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