ボクっ娘淫魔の巣窟 邪神エモービル

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邪神エモービル

 かつて「魔王」がいた。
「多種族を破滅させること」だけを目的とした魔族の王。
 人間の歴史の裏で暗躍し、ついに実現化した悪の権化――

 それを倒した「英雄」がいた。
 天使に導かれ、悪を滅ぼした「勇者」と呼ばれた男である。

 しかし――

§

「……」

 勇者と呼ばれ、魔王を倒してから――
 俺は、とりかえしのつかないことをしてしまったことに、気づいた。

 どうしても、決着をつけなければならない。今度こそ。


「――やぁ、来たんだね」

 暗い雲の上――雷鳴を轟かせる暗雲のような地の上に、けだるげに横になる女性の姿があった。

 外見だけならば十代後半の少女にも――あるいは、20代前半の妖婦にも見える。紫色の髪は腰まで伸びて、細い布だけが体に巻きついているかの衣装は見ているだけで肉感的だ。褐色でありながら、日の光に照り返される肌が艶かしい。

「っ……!」

「ふふっ、怖いなぁ……そんな目でにらまないでおくれよ、勇者クン。そんな風に見られたら――このボクの、無駄に大きな胸が高鳴っちゃうじゃないか♥」

 ふよん♥ ふよん♥

 と大きな胸を強調するように腕で寄せてあげたかと思えば、柔らかくも艶かしく揺らして見せ、目をうっすらと細めて、妖艶な笑みを浮かべる。

「ぅ…ぁ……」

「クスッ、いい表情になってきたね♥
 やっぱり、ボクのおっぱい調教のことは骨の髄までしみこんでいるみたいだねぇ~、いいよ、その蕩けきった顔♥ いじめたくてぞくぞくしちゃう♥」

 くすくすと、幼子の失敗を慈愛と嘲けりを含めた笑いを浮かべて彼女は言う。だが、俺はハッとなって頭を振った。

「ま、惑わされないぞ――邪神 エモービル! 天使を偽り、世界を支配しようとする最後の悪魔めっ!」
§


 天使に導かれ、魔王を倒した英雄の話には続きがある。
 勇者の精神は高潔であった。人々の嘆きに直面し、人の世を救おうとする類まれなる精神を持っていた。

 しかしその一方で――非常に人間らしい感情も持ち合わせていた。

 それは、恋。
 ――天使の姿は、少女の形をしていた。

 快活で無垢な、可愛らしくも心地よい女の子だった。
 禁忌と分かっていても、勇者は彼女に恋をした。

 それが勇者となる原動力であったことは間違いない。
 しかし――
§


「くすくす♥ 酷いなぁ、ボクは別にこの世界なんてどうでも良いんだよ?
 ただぁ、この世界を救いたい、な~んて格好良いことを考えていた、お人よしの男の子を騙して、救わせてあげただ・け♥

 あとは、力を使った分だけお代をもらうだけだよ。
 物には代価を払うのが普通でしょ?」

「――うるさいっ! お前が、アイツの声で、アイツの言葉は使うな!」

 余裕を持って微笑みを浮かべるエモービルの姿に、俺は怒りで拳を握り締める。

 そう。天使を偽り、俺に力を与えて、魔王を倒させた。
 太古に君臨していた強大な力を持つ邪神。

 それが、彼が愛してしまっていた少女の本当の姿であった。
 
 俺はまんまと騙され、実在しない幻の少女に愛を捧げ、戦い続けたのだ。

「うーん、まぁ確かにこの姿じゃあ、ボクとか似合わないかな?
 でも今じゃあ、この口調が一番喋りやすいんだよねー。

 ふふっ、キミ好みの女の子に化けるのに、色々と研究してうまく演じれるように頑張ったんだよ? キミを篭絡して、ボクの力に馴染ませる為にも、ね?」

「……ッ」

 そう。俺の体には、まるでその身にまとわりつき複数の腕にも似た、黒い文様が浮かび上がっていた。これが彼女の力を得て魔王を倒した力の代償――

「……お前の甘言に乗り、力を使ってきた俺はもはや救われなくても当然かもしれない。もう、俺の魂は呪いのせいで元には戻れないだろう……

 だが、せめて――お前の目論見などに乗るものか!」

 自分が新しい魔王となり、世界を滅ぼすものになる前に――
 俺は邪神を倒し、自決する。

 それが、俺がつけなければならない最後の決着だ。
 だが――

「――ねぇ? 勇者クン? キミ、何か、勘違いしてなぁい?」

 邪神は、優しくも妖しい微笑みを浮かべていた。
 しかしその姿は――まるで何かを秘密にしてばらすのを楽しみにする幼子のように。

「キミはぁ、ボクと戦えると思ってるよね? 戦って、物語の結末を変えようとしているよね? でもさぁ――どんな英雄でも決して覆すことはできないものがあるんだよ?」

「何を……」

 くすっと笑った邪神は、両の手をかざして叫ぶ。

「――《光あれ》!」
 暗い雲の上の世界は、純白の光に包まれた。




「……ぐっ!」
 俺の視界は白い光に覆われ、目を開けていられなかった。
 咄嗟に顔を背け、腕で光を遮る。

 数十秒か、それ以上か。

 光が止み、眩んだ視界が多少取り戻されてきた後、俺はゆっくりと目を見開き、邪神の姿を確認しようとした。

 しかし――

「……っ!?」

 そこに、先ほどまでの暗雲の大地はどこにもなかった。
 あるのは、七色の蝶が閃く色とりどりの花畑、虹色の光に包まれた青い空――
 まるで、この世の楽園か、平和を象徴するかのような俺が求めてやまない、そんな理想郷を具現した光景がそこにあった。

 ふわりっと漂ってくる甘く、さわやかで、心落ち着くような芳香がなんとも心地よい。
 そして――

「――ゆ・う・しゃ・さ・ま~っ♥」
 俺が、最も恋焦がれる声が聞こえて、咄嗟に振り返ると――!

 ――ふにゅううううんっ♥
 俺は、甘くふわふわのましゅまろに、顔から包み込まれていた……!
 今まで漂っていた花の匂いとは違う。甘いミルクと柑橘系の果物を俺好みにブレンドしたかのような、甘く、心奪われるような穏やかな匂い。

「ふ、ふにゃあ……」
 体から力が抜け、恍惚としてしまう……

「えへへ~♥ やっとボクの姿に戻れたよぉ~♥
 もぉ、本体に戻ると疲れちゃうんだよねぇ♥ 勇者様に会えなくて会えなくて仕方なかったのにぃ、気取ったことばっかり喋ってさぁ、もぉいいよね♥ 勇者様といちゃいちゃしてぇ、あまあま分を補給するのだぁ♥」

「……っ!?」
 俺は咄嗟に魅了されそうになるのを必死にこらえて離れる。
 そこに立っていたのは――
「ボク……シェル?!」

「いえーす♥ 勇者様の永遠のパートナーにして、キミを導いてきたラブリーエンジェル! ボクシェルちゃんでーす♥」

 そう。そこにいたのは、先ほどまでいた髪の長い妖艶な褐色肌の女性ではない。
 金髪の髪のショートカット、白く透き通る絹のような肌をした、目のくりくりっとした可愛らしい女の子。白い清楚なスカートドレスに身を包み、純白の翼が生やした――

 ――天使。
 そう、俺が愛してやまない、天使の姿があった。

「えへへ、どうしたの~? ぼーっとしちゃって。
 ひょっとして……そんなにボクに会えなくて寂しかった?」

 頬を赤らめて照れながらこちらを見つめる少女。
 その姿に俺は、心が締め付けられるほどの愛おしさを感じた。

 寂しかったどころではない。
 彼女のいない日々は、俺にとって何よりも大切なものを失った、喪失の日々だった。
 しかし――

「……ッ、だ、騙されるか! 今更!」

 どう考えても罠だ! 俺は知っているんだ。
 この少女が、あの悪魔の仮の姿であることを。旅先で見せた愛らしい喜怒哀楽も、一緒にいた楽しい日々も、何もかもが俺を篭絡する為の嘘偽りであることを。

 俺は偽りの恋人への未練を断ち切ろうと、剣を向けようとして――

「!?」
 俺の装備が、どこにもない。
 今の俺の姿は――勇者になろうと決意した直前に来ていた普段着になっていた。
 俺は先ほどまで、確かにあった武器防具一式がなくなったという事実を、咄嗟に受け入れられず――

「ああん、勇者クン♥ 怒らないでよぉ♥ ね?」
 甘えるように枝垂れかかるボクシェルを、咄嗟に受けとめる形になっていた。

 ふにゅううううううん♥
 柔らかな二つのふくらみが、俺の体に密着して、艶かしく形を変える。
 しかも目を潤ませた、自分の愛する女の子の上目遣いまで受けて、俺は咄嗟に頭が沸騰しそうになった。

「せっかくぅ、最愛の恋天使ちゃんに会えたんだよぉ? 罠だとかぁ、罠じゃないとかぁ、難しいこと考えちゃダ・メ♥ 愛し合う二人が出会ってやることと言ったら――ほらぁ♥」
 
 彼女は愛おしそうに目を細め、眼前に大きなおっぱいの谷間を見せ付けながら――

「ボクのおっぱいでぱふぱふしながらぁ、ゆ~っくり……ボクのお話を聞・い・て♥ 大丈夫♥ ボクのおっぱいはぜ~ったい、キミを裏切らないからぁ♥ いっぱいおっぱい、ぱふぱふでぇ、の~みそとろとろにしちゃって♥」

「う、うぅ……」

 ボクシェルの甘いささやきに……
 かつての、ボクシェルとのらぶらぶだった思い出が思い出されていく。
 出会って恋に落ちて……俺は、内心でボクシェルを求めた。

 最初はそれをとても醜いものだと思っていた。こんなにも可愛くて綺麗な女性を、醜い欲望で汚そうとしている……そんな自分が嫌だったのに。

「――ほらぁ♥ 勇者クン、遠慮しちゃイ・ヤ♥」

 ぱふぅぅぅぅぅん♥ ふにゅっ♥ ふわっ♥ ふにゅふにゅん♥

「ふ、ふわぁぁ……っ♥」

 ボクシェルの甘いささやきと、柔らかなおっぱいに包み込まれて――俺はもう、その柔らかさと甘い匂いの虜になっていた。頭の中がふわふわとした恍惚に包まれる……

「宿屋でお泊りする度にぃ、い~っぱいらぶらぶしたよねぇ♥ ボ・ク・た・ちっ♥
 勇者クン、いっつもボクのおっぱいの中で甘えたりぃ、おちんちんをお猿さんみたいにへこへこしてぇ、おっぱいの谷間 真っ白に汚しちゃって……可愛かったなぁ♥」

「ぅああ……」
 頭の中が桃色に包まれて、心が幸福感でいっぱいになる。疑心や疑問が、ボクシェルへの愛と欲情に埋め尽くされて消えていく……

「――くすくす♥ 毎回ボクとらぶらぶしていたキミが勝てるはずないんだよ♥
 キミの呪いは、ボクといちゃらぶすればするほど強くなる、甘~い呪いの力♥ ボクの体に溺れれば溺れるほどぉ、キミはボクに勝てなくなるの♥

 天使ボクシェルのこと大好きになればなるほどぉ、この最後の魔法は効果がアップしちゃうんだよ♥ ボクを愛しすぎちゃったキミは最初から詰んでいたんだよ~♥

 ――ね? 勇者クン♥」

「……ふぇ?」

 ボクシェルは、俺の顔をゆっくりと上げさせた。
 そして、目線を合わせると慈愛の笑みを浮かべて――

「勇者様は、魔王を倒して自分を愛する美少女天使と結ばれて幸せに暮らしました――めでたしめでたしってね♥ へへっ、どんな英雄様でもぉ、ハッピーエンドって結末は覆せないんだゾっ♥」

 ぱちんっ♥ と可愛らしくウィンクしてみせるボクシェル。
 同時にそこから、ハート型のオーラがふわふわと現れたかと思うと、俺の胸の中へと消えていって――

「……ふ、ふわあああああああああああっ!!?」

 ドキンドキンっ♥ と今までにないほどに、ボクシェルへの想いが湧き上がる。
 愛したい。愛し合いたい。えっちなことをいっぱいしたい。キスがしたい。キスされて骨抜きにされたい。おっぱいを揉みたい。挟まれたい。
 たくさんの劣情が浮かんでは消えていく――

「くすっ♥ 魅惑のウィンク攻撃~♥ ってもうメロメロじゃないかぁ♥
 そんなんじゃあ、ボクの《らぶらぶキッス》の呪いに掛かったら破滅一直線だゾ~♥ でもボクぅ、勇者クンとぉ……イチャイチャ♥ ちゅっちゅがしたいなぁ~♥」

 ボクシェルは、妖しく目を細めると、唇を細めて虚空にキスをして見せた。
 ぷるぷると綺麗な桃色の唇が、まるで恋人を待っているかのように――あるいは、魅了された獲物を待っているかのように、誘いかける。

「ねぇン♥ 勇者くん♥ ボクと、破滅のキ・ス・しちゃおっ♥
 キスすればするほどぉ、キミはボクのおっぱいとかぁ、キスちゅっちゅしか考えられないおバカさんになっちゃうけどぉ、そんなのもうどうでもいいよね~?

 だってぇ、魔王は倒しちゃったんだもん♥ キミの結末はぁ、えっちで可愛い天使ちゃんと結ばれてぇ、幸せな日々を送るハッピーエンドで決まりなんだからぁ♥

 ――ねぇン、お願ぁい♥ ちゅっ♥」

 最後のかわいらしい投げキッスが、俺の理性を完全に篭絡させた。

「ぁ、ああああ……ボクシェルぅ……♥」
 俺は、愛しい恋人を抱きしめて唇に近づく。慈愛に満ちた笑みを浮かべたボクシェルと見つめあい――そして、ゆっくりとその唇を重ね合わせた。

「んっ……♥」
 ボクシェルは目を閉じて、頬を赤らめながらそれを受け入れた。
 甘く、切ない、彼女と永遠にいたいという想いの奔流が、この胸の中を駆け巡る。

 ああ、我慢できない。

「ちゅぱっ♥ ちゅぱっ♥ ……あぁん♥
 ……もぉ、キスの途中におっぱいもみもみしちゃダメぇ……♥」

 耐えられなくて、ボクシェルの胸にある禁断の果実に手を伸ばしてしまう。掌に収まりきらぬ程に大きく、優しく揉むほどに掌の方が揉みたいという衝動に支配されていく。

「だって、だって……」

「もぉ、久しぶりだからってだ~め♥ ロマンチックなことしている時に、えっちなことするなんて反則だゾっ♥ そんな悪い子にはぁ、『教育』してあげなきゃ、ね♥」

「えっ、あっ――」

 ちゅっ♥

 ボクシェルの唇が、俺の頬に優しく触れた。ただそれだけなのに――

「ふぁああ……っ♥」

 それは不思議な感覚だった。ただキスされただけなはずなのに、全身に快楽が駆け巡っていく。全身が性感帯になったかのように、そしてまるで敏感な場所を甘噛みされたかのような、そんな快感が駆け巡っていく……

「ふふっ、ボクの【らぶらぶキス】でぇ、もっとも~っと勇者クンを魅了してあ・げ・る♥
 ボクのことがもっともっと好きになってぇ、何もかもどうでもよくなるくらい、魂に刻んであ・げ・る・ね♥ ほらぁ、勇者クン♥ 好き好きぃ~♥ ちゅっ♥ ちゅっ♥」

「ぁああ……ふぁ、ふぁあああああ……」

 顔中に優しくキスされて、全身に快楽が突き抜けていく。あまりに優しく、甘く、そして激しい快楽に、股間が大きく腫れ上がり、どろどろと服を汚していく……

「あぁん、酷いよぉ、勇者クゥン♥ ボクのらぶらぶキッスでぇ、おちんちんからえっちなお汁とろとろさせちゃってぇ……♥」

 妖しく微笑みながら、ボクシェルは甘くささやく。

「ボクとらぶらぶするよりぃ――えっちなことがしたいのかなぁ♥
 ボクのおっぱいとかぁ♥ おまんこを犯してぇ♥ おちんちんの中の白ぉいお汁ぶちまけちゃいたいのかな~♥」

「ぁあああ……っ! ボクシェル! ボクシェルぅ……」

「くすくす♥ いいよ、勇者クン……ボクのこと、犯して♥
 キミのことを騙してぇ、おっぱいとかおまんこで身も心も蹂躙しちゃった邪悪な天使ちゃんをい~っぱい、おしおきしてぇ♥ ほらぁ♥」

 ――ふにゅうううううんっ♥

 ボクシェルは、その大きなおっぱいを寄せてあげて見せる。
 先ほどまで甘えさせてくれていた二つのふくらみの谷間は、今度は俺のペニスを誘い、誘惑する美女のような微笑を浮かべているように見えた。

「ボクのおっぱいの中にペニスを差し込んで、いっぱいいっぱいシコシコしてぇおしおきしてぇン……♥ えっちな欲望に任せて……キミを騙した悪ぅい天使ちゃんを勇者くんの立派なおちんちんでいっぱいいっぱい、おしおきしちゃうの♥ ボクをあんあん言わせてぇ、いっぱい後悔させてぇ……勇者くんの精奴隷にしてぇ♥ 悪いことやめさせて、一生ボクをいちゃいちゃ奴隷にしていいんだよぉ♥」

 ああ、頭の中を、これからの未来が浮かび上がる。悪の道に染まってしまったボクシェルちゃんを、おしおきして自分の花嫁にして……小さな家で毎日毎日えっちなことをして暮らす……それは何とも甘美な誘惑。

「ぅ、うああああああああああああああああああああああああああっ!」

 もう、我慢の限界だった。
 俺は、ボクシェルを抱きしめて、そのまま白雲の上に倒れこむ。

「――きゃんっ♥ 乱暴にしちゃいやぁ♥ ああんっ♥ やめてぇ♥
 おっぱい触っちゃいやぁ♥」

 俺はボクシェルの胸を左右から押さえて谷間を深くし、その上に馬乗りになった。すでにズボンは下ろされ、ギンギンになったペニスが谷間に吸い寄せられそうになる……

 ――ぁあ、でも……挿入してしまったらもう取り返しが……!

「あ、こぉら♥ 正気に戻っちゃイ・ヤ♥ ふーっ……♥」

 不意に、頭から靄が消えそうになった瞬間、ボクシェルは桃色の吐息を俺の顔に吹きかけた。更に俺の頭の中に桃色の、幸福感にゆっくりと蝕まれていく……

「これが勇者クンの最終決戦なのぉ♥ 悪の道に堕ちた天使ちゃんの黒い魂をぉ、勇者くんの聖剣でズポズポしてぇ、白い精液で清めてぇン♥ キミの愛の力でぇ、ボクを正気に戻してぇ♥ お願ぁい♥」

「ぁ、ああああああ……ボ、ボクフェルぅぅぅ!」

 俺は欲望に取り付かれて、ボクシェルのおっぱいの谷間にペニスを挿入した。柔らかく、吸い付くようなピチピチの肌が俺を祝福し、迎え入れてくれる。
 ただそれだけで――!

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ!

「――きゃあん♥ 勇者くんの精液熱ぅい♥ 入れるだけで出しちゃうなんてぇ、可愛い♥ でもでもぉ、この程度じゃあ、悪堕ちしたボクのおっぱいちゃんは倒せないぞ~♥ 頑張って勇者く~んっ♥ ボクのおっぱいちゃんを腰ふりふりで倒してぇン♥」

「ぁあああああ! ボクシェルぅ! ボクシェルぅ!」

 俺は無我夢中で、おっぱいの中にペニスを挿入し続けた。愛する女性と結ばれているような幸福感に包まれて、俺は何度も何度も愛の言葉を投げかける。

「ボクシェル! ボクシェルゥ! 好きだぁあああ! 好きだあああっ!」

「くすくす♥ ボクも勇者クンのこと、だぁい好き♥ いっぱい出してぇ♥ 永遠にボクの奴隷になってぇ♥ ボクだけの、素敵な勇者クぅン♥」

 パチンっ♥ と可愛らしいウィンクが止めになった。

「ぁ、ああ! あああああっ!?」

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ!

「ああんっ♥ 熱ぅい♥ もぉ、久しぶりだからってぇ、出しすぎじゃなぁい♥ くすくす♥」

 俺の精液が、ボクシェルのおっぱいを白く汚してしまった。どろどろとした白濁の液体が光に照り返し、ボクシェルの痴態を更にエロティックに演出している。

「ぁああ……ああ……!」

 それだけで、俺の劣情は更に膨れ上がった。

「きゃあん♥ あはっ♥ もう、完全に壊れちゃった♥ どんな逆境も跳ね除けてきた正義の勇者様もぉ、ボクのおっぱいの前じゃ、あっけなかったね~♥」

 ボクシェルは意地悪く笑いながら、腰を振り続ける俺を嘲り笑う。

「ねぇ、分かってるぅ? キミはぁ、偽りのハッピーエンドに惑わされて、完全に魂を奪われちゃったんだよ♥ もうキミはボクとえっちすること以外、どうでもいい、可愛いおっぱい奴隷さんになったの♥ もう、ボクとらぶらぶちゅっちゅすることしか考えられない精奴隷さんにね♥」

「ボ、ボクシェルちゃぁん♥ ぁ、ああああああああああああっ!?」

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ!

「あははっ♥ もう、こんなにた~っぷり出しちゃってぇ♥ ほらほらぁ、現実の世界じゃ、キミの体は呪いで真っ黒になっちゃってるんだよっ♥ ま、もうキミは現実には戻れないけ・ど・ね♥」

「ぁあ……ああ、気持ち良い……気持ち良いよぉ、ボクシェルぅ……♥」

 腰が、止まらない……柔らかくて、あったかくて……なんて幸せなんだろう……
 もう、俺にはおっぱいの中に腰を振ることしか考えられなかった。

「――えへへー♥ ほ~んと、キミは可愛いなぁ♥ もっともとボクが愛してぇ……永遠に呪ってあ・げ・る♥ ほらぁ……おっぱいちゃんだけじゃなくて、こ・っ・ち・も♥」

 ボクシェルは、ドレススカートのすそを持ち上げると、最も秘められた部分が見えるか見えないかの位置で止め、誘うようにつぶやく。

「ボクの中はとぉっても気持ち良いよ♥ まるで本当の天国みたいに♥ 勇者くんのおちんちんを優しくぎゅうぎゅうううって包み込んで、いっぱい子種を搾り取っちゃうの……♥ アリ地獄にはまったアリさんみたいに……少しずつ少しずつ抜け出せなくなってぇ……最後には……くすくす♥」

 少しずつドレススカートが持ち上げられて……ちらりっと白い下着が見えた。その奥にあるのは、もちろん、ボクシェルの秘密の花園……それが俺のペニスを求めて誘いかけている……!

「ぁあああ……」

 まるで呪縛から解き放たれたように、手を離しペニスを挿入から抜き取った……ボクシェルの誘惑の声だけが、頭の奥で繰り返される……

「くすっ、ほぉら……♥ 我慢しちゃイ・ヤ♥ ボクと勇者クンの子供を、いっぱ~い作って……幸せな世界を築いちゃおっ♥」

「あああああああああああっ! ボクシェルぅ!!」
 俺はもはや、ボクシェルの誘惑になすがままだった。



「――あぁん♥ 勇者クンの熱くて大きいよぉ♥ いっぱいいっぱい抜き差ししてぇン♥ ボクの中をいっぱいいっぱいお仕置きしてぇン♥」

「うがあああああああああ!」

 俺はボクシェルの中にペニスを挿入した。優しく包み込むおっぱいとは違い、彼女の中は、まるで恋人を熱烈に歓迎し、力いっぱい抱擁し愛していく……!

「ぁああ……! きつく……締め上げてきて……ぁあああ……!」

 おっぱいの中で何度も射精したはずなのにペニスは強く締め付けられ、あっという間に精液がこみ上げて来る。我慢しようもなく、俺はあっという間に搾り取られて――

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ!

「――ぁあん、勇者クンのがいっぱい入ってくるぅ♥ すごぉいよぉ♥ 勇者クン♥ これならい~っぱい、ボクの眷属が生まれちゃう~♥ ふふふっ♥」

 ボクシェルは嬉しそうな声で声援をあげる。

 だが俺が何度挿入を繰り返しても、ボクシェルは俺を誘い、余裕を失うことはない。

「ほらほら、頑張って~♥ 勇者くぅ~ん♥ ボクのおまんこに負けないで、いっぱいいっぱい聖剣でしこしこしてぇ♥ このまま負けてせーえきぴゅーぴゅーしちゃったらぁ、キミとボクの愛の結晶――邪悪な魔の眷属が生まれちゃうよぉ♥ その前にボクをイカせてやっつけて~♥ ほらほらほらぁ♥」

「……そ、そんな…締め……付けない…でぇ……ああっ♥」

仰向けの体勢のまま俺に抱きつき、甘える声でボクシェルは囁き掛ける。彼女の吐息と柔らかいぬくもりを感じながら、俺は何度も何度も腰を振り――

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ――っ!  どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ!

「あはっ♥ また出たぁ♥ えへへ、勇者クン♥ もっともっとちょうだぁい♥ 勇者クンの愛のしるし、ボクにい~っぱい、捧げてぇ♥」

「ああ、ボクシェルぅ! ボクシェルぅぅぅ!」
 甘い声を囁く少女の誘いに、俺はまた腰を振り続ける。

 もはや迷いなどなかった。永遠に俺は彼女と共に生き続ける。それはなんて幸せなのだろう……これから訪れる至福の日々を想いながら、俺は考えることをやめた――

§

「――くすくす♥ 可愛い顔してるなぁ……♥」

 暗い雲の上、仰向けに寝ていた邪神エモービルは、彼女の豊満な胸を枕にうつぶせに眠る勇者の姿を、愛おしげに撫でた。

「あ、ぁあ……ボクシェルぅ……ボクシェル……」

 勇者は、呆けた顔をしながら、虚空に射精をし続けている。しかし、なぜか流れ出る精液は、空中に霧散するように消えていく。彼の体中には呪いの文様が浮かび上がり、目はすっかり正気を失っていた。

「キミみたいに勇敢な子がいなかったら、ボクも人の世に興味なんて持たなかったんだけどねぇ……ふふふ。ボクの分霊に夢中になってくれて助かったよ」

 エモービルは、邪神らしかぬ慈愛に満ちた笑顔を浮かべて言う。

「――キミは勘違いしていたみたいだけど、ボクの目的はキミの力じゃない。キミそのものさ。キミは魔王になる必要はない。キミの魂は永遠にボクのもの。ただボクの分霊と永遠に愛を育んでくれていれば良い。ふふっ、キミとの愛の結晶は、有効に使わせてもらうね。キミと同じように勇敢でまっすぐな男の子を惑わす可愛い悪魔の娘たち――その種として」

 最後にエモービルはニッコリと微笑みかける。
 その笑みはボクシェルと酷似していた。
 しかし――

「幸せな世界を築こうね。勇者クン……」

 その目は赤く、悪意に輝いていた――

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コメント

久々の作品投稿乙です(`・ω・´)ゞ
作品いつも楽しく読まさせてもらってます

気分がのらなくてもいいと思いますよ!
好きな時に好きなこと書いていただいて
それでいいと思いますよ!

ちょうど始まったばかりのアニメ
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」という作品にちょうどこんな感じの僕ッ娘巨乳で少女な神様(メインキャラ?)が出てましたよ、と報告しておきますね
(唐突な感じですが、単純に気分の高揚につながれば幸いです)

No:677 2015/04/05 01:52 | 月帝 #- URL [ 編集 ]

コメントありがとうございますー。

楽しんで頂けて幸いですー。

あと情報ありがとうございました。

あれの漫画版は知っていて、
ボクっ娘の可愛さとけなげさはよく存じております。w

あと主人公の冒険者としての動機とかも掘り込まれていて、かなり正統派でしたね。
……言うほど出会い求めてないんじゃないか? と思ったのは秘密ですが。

ひとまずありがとうございました。
これからもひっそりと更新していくので、よろしくお願い致します。(_ _)”

No:678 2015/04/05 11:18 | タロー #t50BOgd. URL [ 編集 ]

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